「そばつゆ作らなきゃ」母と交わした最後の言葉
午後3時45分、アパートを出た遥さんは、注文していたそばを受け取り、実家にそれを届けた。午後4時8分、「夫におもちおすそ分けしてもらったから」と話す遥さんを見て、母は「いつもと変わった様子はなかった。たわいもない会話をしました」という。そして、遥さんは「そばつゆ、作らなきゃいけないから」と帰宅。それが母と娘の最後の会話になった。
午後4時41分、ツーリングから戻った大内被告のスマホに、タグの位置が表示される。遥さんの車は実家の近くに停まっていた。弁護側は、この瞬間をこう述べている。「同車両に被害者が乗っていることを確信し、犯行の実行を決意した」。大内被告は車で自宅を出る。
午後4時51分、実家を出た遥さんは、夫に「今から帰るね」と電話をかけている。夫は、職場へ出る直前だった。大内被告は位置情報で、実家からの移動を確認。行先を自宅アパートに変えた。
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