お腹には赤ちゃんが…ぬいぐるみにタグ付け住所特定→そばつゆ作っていた大晦日に起きた“悲劇” 水戸ネイリスト殺害事件の一部始終

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ハンマーで殴打、包丁を突き刺し逃走

 午後5時16分、遥さんは帰宅し、1人台所でそばつゆを作り始めていた。そして玄関のベルが鳴り、午後5時34分ごろ、玄関のドアを開けた。

 玄関のドアを開けて出てきたところを、大内被告は段ボールで視界を遮り、持参したハンマーで遥さんの頭を多数回、殴打。そして家にあった包丁を、首に2度突き刺した。午後5時41分ごろ、大内被告は現場を立ち去っている。

 夫が職場から帰り、玄関に入ろうとしたところ、インターホンの真下に袋が落ちていることに気づく。中には透明な粘着テープとビニール袋、そして結束バンド2本が入っていた。「心当たりがなく、『遥に聞いてみよう』と玄関から家の中に入ろうとしたところ、鍵が開いていることに気づいた」。

 そして、「左下に遥の足があることに気づいた」。上半身も下半身も血だらけだった。「『はるか』と名前を呼びながら駆け寄り、震える手を抑えながら、119番しました」。

 玄関の外には袋が置かれたままだった。結束バンド2本、養生テープ、持ち手にビニールひもを通したビニール袋は使われていない。犯行後、大内被告は那珂川にかかる橋の上で、ハンマーと包丁と眼鏡を川に捨てている。

 夫は救急隊が到着するまで、やったことはなかった心臓マッサージを必死に続けた。しかし、救急隊が到着するも意識はなく心肺停止。それでもまだ手にはぬくもりが残っていた。鍋に残されたそばつゆは煮込まれ、火は止まっていた。

 午後8時15分ごろ、搬送先で死亡が確認。母親が病院に着いたときには、すでに亡くなっていた。体には、頭蓋骨骨折3カ所、脳挫傷、頭部・顔面に多数の挫裂創。頸部に少なくとも2回の刺創、深さ最大9cm。全身48カ所の傷、両腕に防御創とみられる痕が残っていた。

拘禁刑20年、夫の自責「早く帰っていれば…」
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