わずか8カ月で解体の「中道」落選候補が赤裸々告白…「自民党にかなわない」決定的ポイントとは?「すごく切ない」自ら“党名を消す作業”に追われる日々で痛感

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■落選後の生活不安「生き残れるかの瀬戸際」

 ジャーナリストの浜田敬子氏は、落選した候補者たちが置かれている厳しい現状について「中道で落選した議員の方何人かに話を聞くと、まず自分の生活をどうしていくのか、つまり議員としての給料が入ってこないから仕事を見つけなきゃいけない、かつて雇っていた人を解雇しなきゃいけない。そして次の選挙を目指すための軍資金もない、党はどうなるか分からないなど、ものすごく不安を抱えていた。反田さんも同じ状況ではないか」と指摘。

 これに対し反田氏は「私はまだ身軽な方で事務所やスタッフを抱えていたわけではないので、自分をどうすればいいかという悩みだけだった。しかし、他の元現職だった方たちはいろいろなものを抱えてそれを整理し、それでも前向きに続けていこうと今でも駅立ちをしたり集会を続けたりしている。生活しなければいけないし、別の仕事をしながら活動する人がほとんど。でも思うようには活動できない。一緒に新人として出た人は仕事を掛け持ちして、本当に隙間時間を見つけてビラを配っている。本当に生き残るか、次の選挙に本当に出られるか出られないかという瀬戸際に今立っていると思う」と実情を語った。

 また、来年度の中道の政党交付金をめぐる問題も浮上している。今年分のうち、約11億7000万円は、事実上の解体後の受け取りとなる。小川淳也前代表は、この分を衆院選の“借金返済”に充てる意向を示した。これについて浜田氏は「この政党交付金の問題は非常に難しいと思っている。最初の段階で小川代表の説明は、選挙にすごくお金がかかって借金の借り入れがあるから過去の清算に使うというものだったが、それはちょっと違うのではないか。今の活動に使うならまだしも、過去の選挙のための資金は自分たちで用意するもの。しかし、それがないと、実質的な活動は無理だという問題もある」と述べた

 これに反田氏は「現職はともかく職員や落選者を次のいつ来るか分からない選挙に立てるということを考えると、なかなかきれいさっぱり『全部いただきません』と判断するのもなかなか難しいご判断だと思う」と語った。

 また、新人のフォローアップ不足も指摘されている。反田氏は「そこに関しては自民党にかなわない。組織として野党に落ちたとしてもまた戻ってこられる体力があったが、今は落選者をフォローしたり、職員を雇い続けたりする体力が正直ないような気がする。みんな自分のことで精一杯なのだと思う」と、組織的体力の乏しさを挙げた。これに浜田氏は「それじゃダメだと思う。これだけ新しい人を公募して、仕事も辞めて選挙に出たりしているのだから、立て直しにはベテランの人は汗をかいてほしい」と指摘した。

有権者の信頼回復へ「自民党ではないもう一つの選択肢」をどう示すか
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