■「中学受験の内容は就活のテストで出る」
小学4年生の娘を持つユイさんは、中学受験に踏み切れずにいる。「学歴というリターンだけで見ると、正直コスパがいいと思えない。私自身が地方出身で、地元の中学に進学するのが一般的な地域で育った。地方の公立からでも、いい大学に進学した人をたくさん見てきた。都心で加熱するような、小学生のうちから親が主導して高い学費をかける流れには正直疑問がある」と語る。
また、「将来を自分で判断できる年齢は15歳ぐらい。小学校高学年になると、しっかり意見を持てる子も出てくるが、中学受験の界隈からすると『もう遅い』。低学年から塾に入れておかなければならないという風潮が都心では加熱している」と話す。
受験や就職対策の専門塾ホワイトアカデミー代表の竹内健登氏は、就職の観点からも中学受験の意義を指摘する。「就職時のSPIや玉手箱、TG-WEBと言われるような試験は、中学受験と非常に似ている。特に戦略系コンサル会社や、超難関の外資系企業では、思考力を問う問題が出る」とした。
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