「噛みつくから」「長毛だから」飼い主に捨てられた秋田犬たち…“秋田犬が嫌いだった”ドッグトレーナーとトラウマ抱えた元噛みつき犬の“更生”「どんな形であれ命を救いたい」

テレメンタリー
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■秋田犬嫌いのドッグトレーナーと、噛みつき事故を起こした「大河」

ドッグトレーナーの鈴木明子さんと秋田犬の大河
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 「秋田犬がこの世の中で一番嫌いな犬種だった」そう話す彼女のそばには、常に秋田犬がいる。

 しつけ教室の講師に、ペットの手入れをするトリマー、ドッグショーで犬をエスコートするハンドラー。多くの犬と触れ合ってきた彼女が自分の時間のほとんどを割いて取り組むのが、秋田犬の保護活動だ。

 鈴木さんの一日は、犬の散歩から始まる。「うちの子たち、100%に近いくらい会話成立します。(Q.どんな会話できます?)邪魔だからどいてって言えば避けるし」「行くよ、早く!」語気は強め、これが鈴木流だ。

 現在8歳の「大河」。3歳までは別の名前で呼ばれていた。共に暮らす秋田犬に対しても、つい反応を示してしまう。「最初の頃は犬に対する攻撃性もあったので。だからいろいろなところで噛みつき起こしていたんじゃないかと思う」(鈴木さん、以下同)

 大河がかつて起こした噛みつき事故。2020年、リードを引きちぎり、当時の飼い主とその母親に噛みついた。近隣住民は「逃げたって言うからここのお父さんが追っかけていった。(Q.普段から凶暴だった?)そうそう」と振り返る。

 近隣住民からの要望もあり、保健所へ。攻撃性が高いと判断されれば、殺処分だ。鈴木さんは「最初は動物愛護センターに入って、毎日私が通ってトレーニングをした。もう最初はうなってすごかった。私は(保護から)基本3日間は24時間体制で一緒にいる。何にもしないけど。ただ一緒にいるだけ」と語る。

 ただ、それだけ。でも、変わるには十分だった。「この子やんちゃだけど、甘ったれですね」。鈴木さんのもとに来た日から、彼の名前は「大河」。「おおらかに大きくなあれという意味を込めて大河にした」という。

保護プロジェクトと更生への願い、新しい家族との出会いも
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