■「上が体制を決めると下も変わる」
エッセイストの忍足みかん氏は、「基本的に選択肢を増やした方が、人の生きやすさが増えると思っている。男性も女性も、メイクしてもしなくてもいい」と前置きした上で、「議員のポスターはキレイすぎて、お化粧もバッチリで肌も白い」と語る。
そうした実感から、高市発言については「無理して時間を削ってメイクをしなくても、少しボサボサであったり、化粧が崩れたりしても、その方が頑張っている感じがしていい。上の人がそういう体制を決めると、下も変わっていくんじゃないか」と述べた。
九州大学大学院経済学研究院の室賀貴穂准教授は、「高市総理が言う『時間的な負担』には、女性特有の“社会的な期待”も関係しているのではないか」と指摘する。「1日は24時間しかない中で、どう時間を使っていくかが重要だ。日本では『家事や育児の負担が女性に偏る』と言われており、さらに女性だけにメイクを求めることで、時間的負担がより大きくなる。メイクをするかしないかは、本人が自由に選べる社会が望ましい」と語った。
■「世界から見られている」“女性初の総理”ゆえの変化
