将棋の第39期竜王戦七番勝負第2局が10月22日、静岡県三島市の「三嶋大社」で指され、手番の藤井聡太竜王(名人、王位、棋聖、棋王、王将、24)が62手目を封じて1日目の対局を終えた。午後6時に立会人の青野照市九段(73)が定刻を告げると、藤井竜王は約8分間の考慮を経て封じる意思を表示。互いに譲らぬ緊張感漂う盤上戦は、激戦が予想される2日目へと持ち越された。
防衛6連覇を目指す藤井竜王に、初挑戦の服部慎一郎七段(27)が挑む注目の第2局。先手の服部七段が打診した「角換わり」に対し、後手の藤井竜王は右玉に構えるなど工夫した立ち上がりを見せた。昼食休憩前に藤井竜王が仕掛けて本格的な戦いに突入したものの、午後は両者じっくりと時間を使うスローペースな展開となり、本格的な長考合戦へとなだれ込んだ。
1分間に1手ずつ進むような目の離せない盤上没頭が続くなか、定刻の午後6時を迎えると立会人の青野九段が「お時間になりました」と通知。そのまま考えを深めていた藤井竜王は、約8分後に封じる意思を示し、62手目を封じた。封じ手にかけた時間は52分だった。
「どちらかというと先手を持ちたい」




