将棋の伊藤匠王座(叡王、24)が広瀬章人九段(39)の挑戦を受けた第74期王座戦五番勝負最終第5局が10月27日、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で指され、伊藤王座が敗れシリーズ成績2勝3敗で失冠。初防衛を逃し、保持タイトルは叡王の一冠に後退した。終局後、両対局者が激闘のシリーズを振り返るとともに、ファンからは敗れた伊藤前王座へ温かい労いと今後の巻き返しを期待する声が続々と寄せられた。
敗れた伊藤前王座は「シリーズとして相掛かり系のかなり激しい攻め合いの展開の将棋が多かった。その激しい展開の中で、うまくバランスを保って指すことが難しかった。その辺のバランス感覚というところで、広瀬先生の方に上回られた将棋が多かったかなというふうに感じている」と勝負どころでの判断を勝因に挙げた。さらに「内容の良くない将棋も多くなってしまったので、もう少し何か変化をしていかないといけないのかなというふうにも感じている」と今後の課題を見据え、「シリーズを最後までご観戦いただいた皆様に、改めて感謝を申し上げたい」とファンへ誠実に感謝を語った。
「イトタクお疲れ様」「感動したよー」




