敗れた伊藤前王座は「シリーズとして相掛かり系のかなり激しい攻め合いの展開の将棋が多く、その中でバランスを保つのが難しかった。その辺のバランス感覚というところで、広瀬先生の方に上回られた将棋が多かったかなと感じている」と対局を振り返った。さらに「内容の良くない将棋も多くなってしまったので、もう少し何か変化をしていかないといけないのかなとも感じている。シリーズを最後までご観戦いただいた皆様に改めて感謝を申し上げたい」と前を見据え、ファンへ丁寧な謝意を述べた。
終局後の記者会見では、激闘を制した広瀬新王座の自然体な人柄が光った。中継を見守る家族へのメッセージを求められると、「多分寝てると思いますけど…」と切り出して場を和ませた。
「特に妻には迷惑をかけた」




