定年制度はもう古い?塩野義製薬が“実質廃止”へ「理論上80歳、90歳関係なく働ける」シニア雇用は若者の仕事を奪うのか

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■高齢者雇用の拡大は若者の仕事を奪うか

法的な雇用確保義務
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 年齢を問わない雇用に対して、ネット上では歓迎の声がある一方で、「元部長クラスの再雇用が上から目線で邪魔」「経歴は華々しいのに全くパソコンが使えない方と仕事するのが大変」といった声も上がっている。

 2ちゃんねる創設者・ひろゆき氏は、シニア層の継続雇用について、「働きたい人がいつまででも働けばいいというのは、誰も損しないように見えるが、年金をもらっている高齢者が安い時給でいくらでも働いてしまうと、本来そこで働き、家族を持って子供を育てなきゃいけない若い人も同じ時給で募集されてしまう」と指摘。

 さらに、「若い人たちが働き、スキルをつけて給料や生産性が上がらなきゃいけないのに、高齢者が安い賃金でずっと働いてしまうと、失業者の若者が増えてしまう。高齢者が自分の金で人を雇うとかビジネスを始めるならどんどんやってほしいが、人の仕事を奪うポジションを安い値段でやれば良くない。低い給料の高齢者が働くのを勧めるのは、結果として日本社会の若い人たちの仕事を奪っていると自覚していただきたい」と述べた。

 また、「優秀な人が集まる会社は良いが、一般の企業にはそうではない人も来る。きれい事とは違って生産性のない人がいるので、その人たちをクビにする手段としても定年というのはやはり必要だと思う」との見方を示した。

 一方、河本氏は、「優秀な人を獲得していくため、世界と競争していくためには、魅力的な賃金水準にしなければいけないし、そこに日本の法律と働き方をうまく合わせて競争力のある会社にしなければいけない。定年を伸ばしてそういった人を確保して働いてもらう環境はいいと思う」と自社の狙いを述べた。

■企業文化の継承か、流動性の確保か 日本型雇用の歴史的背景と葛藤
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