■「肩身の狭さ」を解消するには…特定の属性だけに限らない支援
家族手当をもらっている人の中には、ある種の肩身の狭さを感じているというような声もあった。
「独身の人のほうが会社への貢献度が高いと思っている。(家族手当をもらうことは)独身の人には申し訳ない、ありがとうございますと思いながら生きている」(30代・既婚・会社員)
リクルートワークス研究所の調査によると、出産や介護といったライフイベントが、昇進への意欲や今後のキャリア展望にマイナスの影響を及ぼしているという回答が目立った。その背景には、周囲への気兼ねや「同僚に迷惑をかけているのではないか」という後ろめたさ、心理的な負担がある。
こうした負の影響を防ぐために何が必要なのかについても調査したところ、業務の改善だけでなく、育児や介護「以外」の活動も広く応援する職場の風土が重要となることが分かったという。
これに崔氏は「介護・育児以外にも、私たちが知らないいろいろな家族運営があると思う。そういう意味では、手当よりも基本給にしっかり乗せていくとかベビーシッターの支援とか、そういうやり方の方がみんな気兼ねなくできると思う」と提案した。
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