トークの中で高橋四段から、三段リーグ突破時や2019年に46歳3か月という史上最年長初タイトル獲得記録で王位を奪取した当時の快挙について触れられると、木村九段は「まあ嬉しかったですね。やっぱりね」としみじみ回想。三段リーグ突破に13期(約6年半)を費やした苦労人でもある木村九段は、「三段リーグはやっぱりこの世界に残れるかどうかだからね。追い詰められた人はやっぱり違うよ」と、人生のかかったリーグ戦の重みを振り返った。
すると、1993年にわずか3期という驚異的なスピードで三段リーグを駆け抜け19歳でプロ入りした実績を持つ行方九段から、「俺はやっぱり今でも三段リーグの夢見る」という思いがけない告白が飛び出した。
これには2024年4月にプロデビューし、自身も5年半リーグに在籍した高橋四段が「え、今でもリーグの夢を見るんですか!?」と驚愕。行方九段が「シチュエーションとか変わるんだけど、見るんだよね」と明かすと、木村九段は「なめちゃんは結構早く(棋士に)なったからって思いがちだけど、やっぱみんな違うんですよね。色んな苦労したっていうことで」と優しくフォローした。
わずか3期で突破した天才棋士でさえ、30年以上経った今なお夢に見るという三段リーグの凄まじさ。世代やプロ入りのスピードは違えど、狭き門をくぐり抜けてきた棋士たちが持つ共通の絆とドラマが垣間見える夜となった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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