「現実に戻ると鏡の中はおじさん」VRで美少女化した30代男性の苦悩と幸福…VR利用男性の7割が女性アバターを選ぶワケ、国内市場は2030年に4兆円へ

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■「なりたい自分になれる」バ美肉おじさん7年のケインさん

バ美肉のケインさん
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 現実世界の自分にしんどさを感じている、バ美肉おじさん歴7年のケインさん(30代後半)。女性アバターを使う理由について、「カワイイものがすごく好き。自分がそのカワイイになりたい、表現したいからとなることが多い」と語る。

 見た目は美少女だが、声は変えずそのままだ。「変える人もいるが、私はこのままの声でやりたいと、最終的にここに到達した」と話す。

 バーチャル世界で過ごす時間は、「基本はもう生活に必要な睡眠や食事以外は、大体もういるような感じ。15時間とか」。仕事は接客業で、勤務中は現実の生活を送るが、「休みの日は時間がある。パソコン作業もこの空間でできるため、こっちにずっといて作業をしている」と明かした。

 もともとはマッチョでモテる男性になりたかったというケインさん。バ美肉の世界での活動を続ける理由について「自分が表現したいものや、なりたい自分になれるところ。それが最大の理由」と説明する。現実世界でカワイイポーズを取れば変な目で見られるが、「このカワイイ姿で、自分の一番カワイイポーズを体験したい」と語った。

 一方で、仮想世界と現実のギャップは大きい。「現実に戻った時に鏡で見るのは、さっき見ていた姿とは違うおじさん。生きていく上で現実世界に行かなきゃいけない。自分の姿や年齢、いろんなものを受け入れられないと思う時は結構あるので、VRの世界にずっといたいと思う」。できれば「こっちの世界に住みたい」と話す。

■「別腹で楽しんでいる」バーチャル美少女が語る動機
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