「現実に戻ると鏡の中はおじさん」VRで美少女化した30代男性の苦悩と幸福…VR利用男性の7割が女性アバターを選ぶワケ、国内市場は2030年に4兆円へ

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■「別腹で楽しんでいる」バーチャル美少女が語る動機

物理性別とアバターの性別
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 VTuberでメタバース文化エヴァンジェリストの「バーチャル美少女ねむ」氏は、バ美肉歴10年。「世間的には『オワコンだ』と言われることもあるが、実はメタバース世界で日常を過ごしている人口は増え続けている。ユーザーが増えて経済が生まれつつあるのが、最近のメタバース」と現状を説明する。

 アメリカ企業が運営するメタバース「VRChat」では今年、同時接続者数が15万8000人を記録。日本の利用者数も3.9倍となった。また、日本のメタバース市場規模は、2030年に2025年の約5倍となる4兆円近くにまで成長すると推計されている。

 男性ユーザーの7割が女性アバターを選ぶ理由については、ねむ氏は利用者を対象としたアンケート調査などをもとに説明する。「1つはファッション。男性型アバターの衣装も増えてきているが、女性型のほうがカワイイものが圧倒的に多く、幅広い姿を楽しめる」。

 2つ目は“コミュニケーション”だ。「現実でも女性同士のほうが物理的・心理的距離感が縮まりやすいという研究があるが、不思議なことにアバター上でも、見た目が女性同士だと距離感が縮まりやすい。友達ができやすい」。トランスジェンダー的な動機を持つ人も一定数いるが、「それは大多数の理由ではない」とした。

 リアルとバーチャルの両立について、自身は「どっちも別腹で楽しんでいるタイプ。現実は現実、バーチャルはバーチャルで、別々の人間関係を作っている」と語る。一方のケインさんは「私はそこまで器用じゃないので、現実とバーチャルのどっちでも離れていってしまった人はいる」と明かした。

■拡大するVR経済圏「アバター衣装で生計を立てる人も」
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