将棋界に2人しかいない10代の若手棋士が、実直なトップ棋士と盤上の駒で初めて“会話”する。将棋の若手棋士7人と40代のトップ棋士がチーム戦で戦う「若手VSトップ棋士 魂の七番勝負」(AbemaTV)で、増田康宏四段(19)が対戦相手に三浦弘行九段(43)を指名した。プロ歴の浅い順に若手棋士がトップ棋士を選ぶルールの中、羽生善治二冠(46)が七冠独占の全盛期に、棋聖のタイトルをもぎ取った実力者・三浦九段について「本格的で、僕が一番好きな将棋を指される先生。まだ話したこともありません」と、盤を挟んで初めて対面するという。2016年の新人王戦で優勝した実績を持つ増田四段が、本格派の先輩棋士の胸を借りる。