中学生棋士・藤井聡太四段(15)の活躍、第一人者の羽生善治棋聖(47)が王位、王座のタイトルを続けて失うなど、将棋界で大きな世代交代の流れがある中、今年度においてトップ級棋士相手に圧倒的な勝率を誇っている棋士がいる。豊島将之八段(27)だ。竜王戦1組、順位戦A級と、ビッグタイトルの最高峰に所属しながら、その勝率は0.885(2017年10月13日現在)。次のタイトル候補として真っ先に名前が挙がる存在だ。