将棋界がざわつく世代間の団体対抗戦が、いよいよ後半戦に突入する。23歳以下の若手と、40代のベテランが対決するAbemaTV「若手VSトップ棋士 魂の七番勝負」は、第4局まで若手チームが全勝。一気に勝ち越しを決め「世代交代」を色濃く感じされる結果をたたき出した。勢いのある若手棋士たちとはいえ、熟練のトップ棋士たちとの団体戦で、五分以上までは想像しても、全勝となると話はまるで違う。こんな状況の中でぶつかるのが、十八世名人の資格を持つ森内俊之九段(47)と八代弥六段(23)だ。