将棋の藤井聡太四段(15)が11月21日、王座戦一次予選の2回戦で平藤眞吾七段(54)に勝利し、プロ入り通算50勝目を達成した。
 藤井四段は史上最多となる29連勝を記録して以来、現在2度目の2ケタ連勝中で、今回の勝利で11連勝とした。50勝目については「勝てば50勝というのは知っていました。一局一局積み上げたものが50勝という節目(せつもく)の数字になったのは感慨深い」と語った。プロ入り後まもなく1年が経つが「今までにない経験ができた1年でした」と振り返った。