『格闘代理戦争』(AbemaTV)の記者会見及び出場調印式が、12月12日に行なわれた。
この番組は魔裟斗、山本“KID”徳郁、小川直也、武尊という“レジェンドファイター”の推薦選手が闘い、K-1グループとのプロ契約と賞金300万円を目指すというもの。武尊の推薦選手は未定となっていたが、先日のK-1アマチュア大会でポテンシャルを見込まれた中嶋志津麻に決定。この会見でサプライズ発表されている。
1月8日に新宿FACEで一回戦が行なわれるが、その組み合わせは以下の通り。
松村英明(魔裟斗推薦)vs小倉拓実(小川推薦)
中嶋志津麻(武尊推薦)vsスソン(KID推薦)
トーナメントはK-1ルールに準じて行なわれ、ヘッドギアなし、グローブは12オンス、ニーパッド・スネ当て着用となる。
会見でそれぞれが意気込みを語る中、存在感が際立ったのは小川と小倉だ。小倉は自分を「下馬評最下位」と言い、それを小川も認めるものの「だから格闘技は面白い。一発当たれば倒れるんだから」とアピールした。
小倉は柔道の選手だけに、打撃に関しては未知数。現在、猛特訓中で、K-1ジム恵比寿で小比類巻貴之代表の指導も受けている。これについて、番組実行委員会のスタッフから「視聴者から小川さんより小比類巻さんの指導のほうが的確だという意見がありますが」「小川、小倉、小比類巻と全員“小”の字がつくのでプッチモニと呼ぶ視聴者もいますが」といった質問が飛び、小川が「それお前が言ってるだけじゃねえか!」とテーブルをひっくり返して立ち上がる場面も。
推薦選手たちの闘いに加えて、なぜか番組名物になってしまった「小川直也vs実行委員スタッフ」。こちらのバトルも含め、いよいよ『格闘代理戦争』がクライマックスに近づいてきた。