<大相撲初場所>◇十二日目◇1月25日◇両国国技館
4場所連続休場から復帰した横綱・鶴竜(井筒)が、結びの一番で前頭五枚目・遠藤(追手風)に金星を配給。前日に続くまさかの連敗で2敗目を喫した。
互角の立合いを見せた鶴竜だったが、遠藤を押し切れず前日と同じく不用意な引き。遠藤に付け込まれると、土俵際でも粘りきれず押し出された。
AbemaTVで解説した元大関・琴欧洲の鳴戸親方は「押し切れなくて、まともに引いてしまった。そこを遠藤が押し切った。鶴竜は精神的に来ているのでは」と分析していた。優勝争いは、1敗を守った栃ノ心(春日野)が単独トップに立った。