トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ 2018」WHITE DIVISION 7・8回戦が2月19日に放送され、佐々木寿人(連盟)と平賀聡彦(協会)がトップを取り、佐々木は総合1位、平賀は3位にランクアップした。
WHITE 7回戦の対局者は佐々木寿人、鈴木たろう(協会)、勝又健志(連盟)、和久津晶(連盟)。開局から鈴木がリードする中、佐々木は東3局1本場でアガリをものにし反撃開始。南2局の親番で発・ホンイツで7700点を決めると、南3局、南4局でも加点し、鈴木をまくり2連勝を決めた。「南3局でたろうちゃんから1000点をアガれたことで、トップに近づいた。連勝は意識してはいないが、大きくポイントを稼ぐことは意識してやっていきたい」。昨年佐々木自身が記録したRTDレコード6連勝を打ち破る新記録にも期待が膨らむところだ。
8回戦の対局者は、RTDリーグ 2017覇者の平賀聡彦、石橋伸洋(協会)、鈴木達也(協会)、猿川真寿(連盟)。東3局1本場、平賀は親番で、リーチ・三色7700点(+300点、供託1000点)を決めると、南1局1本場と南4局でも三色を含むアガリをものにし、2勝目を挙げた。「手役派らしく三色3回もアガれました(笑)。赤いメガネと赤いネクタイに身につけて来たんで、これで3連勝できたらすごくいいですね」と終始笑みがこぼれた。【福山純生(雀聖アワー)】
【WHITE DIVISION 7・8回戦終了時点での順位】
1位 佐々木寿人(連盟)+81.3
2位 石橋伸洋(最高位戦)+64.0
3位 平賀聡彦(最高位戦)+51.2
4位 鈴木たろう(協会)+16.0
5位 勝又健志(連盟)+0.4
6位 鈴木達也(協会)▲35.8
7位 猿川真寿(連盟)▲82.5
8位 和久津晶(連盟)▲94.6
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が、2016年に立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ15人に加え、芸能界から萩原聖人が参戦。「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。今期から新たに降級システムが導入され、各組予選8位は自動降級、各組予選7位は推薦者2人と入れ替え戦を行う。
(C)AbemaTV