＜大相撲大阪場所＞◇三日目◇3月13日◇エディオンアリーナ大阪
昭和の大横綱・大鵬の孫、納谷（大嶽）がプロ初白星を飾った二日目に続き、この日も圧勝で白星を2つ並べた。
序ノ口十八枚目の納谷は、同十五枚目の綿谷と対戦。188センチ166キロと、デビュー間もないとは思えない堂々たる体格から、立ち合いで真っ直ぐ踏み込むと、突き押しであっさりと綿谷をぐらつかせ、慌てることなく送り出した。
昭和の時代に「巨人・大鵬・卵焼き」と、子どもの好きなものとして数えられるほどの人気と実力を誇った大鵬を祖父に持つ納谷だが、体格とパワー、相撲ぶりは既に序ノ口が場違いに見えるほど。午前8時台にもかかわらず、会場からはファンから声援が飛んでいた。同期で横綱・朝青龍のおい、豊昇龍とは前相撲で白熱した取組を見せただけに、相撲ファンはこの直接対決を心待ちにしているところだ。
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