大相撲の元大関で、歌手として活動する増位山が、現役時代にファンから飛んできた野次の思い出を語った。
3月15日にAbemaTVで、大相撲大阪場所の相撲中継で解説を務めると、地元大阪の勢が登場した際に、館内から大きな声援が飛んだ。この様子に実況・清野茂樹アナウンサーから「大阪場所は結構声援が飛びましたか？」と質問。これに増位山は「よく聞こえてましたよ。あんまり意識はしませんでしたけどね」。それでも「負けた時には『歌って帰れ！』と言われたもんですよ」と笑って明かした。
増位山は1970年に新入幕を果たすと、1980年に大関に昇進。持ち前の歌唱力で、1972年に歌手デビューも果たすと、1981年の現役引退まで二足のわらじを履き続けた。現在も歌手活動を続けるほか、経営する「ちゃんこ増位山」は、ミシュランガイド東京に掲載されるほどの人気店と、多方面で活躍をしている。
AbemaTVでは、大相撲大阪場所の模様を序ノ口から結びの一番まで、全取組を生中継している。
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