<大相撲大阪場所>◇十二日目◇3月22日◇エディオンアリーナ大阪
 逆転優勝を狙っていた大関・高安(田子ノ浦)が、前頭五枚目・千代丸(九重)に逆転負けし、手痛い3敗目を喫した。
 立ち合いで強烈なかち上げを繰り出したものの、千代丸の太鼓腹に跳ね返されると、上手まわしを引いて十分な態勢になりながら、土俵際で寄ったところで突き落としを食い、くるりと体を入れ替えられると、そのまま土俵を割ってしまった。
 これにはAbemaTVで解説をしていた元大関・把瑠都もびっくり。「高安の立ち合いの馬力は、相撲界ではNo.1」と評価していたが、逆転負けの様子に「こんな展開あるんだ!千代丸、何をしたの!?」と困惑していた。