タレントの柳沢慎吾が3月31日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNA対ヤクルト2回戦の試合前に登場した。“日本一長い始球式”として有名だが、2年ぶりの登場では投げるだけでなく、開催中のセンバツの決勝と&閉会式を再現する“始演式”も追加し、12分8秒の大記録で球場を盛り上げた。
柳沢が横浜スタジアムに登場するのは2年ぶり5度目。前回の登場では、マウンド上でサインの交換、サインに首を振る、間合いを嫌ってプレートから足を外す、三振に打ち取り抱き合って勝利を喜ぶなど、一連の流れを一気に演じ、ファンから大歓声を受けていた。
登場するなり「今日は短めにやってくれと言われました」と話すと、場内から「えーっ!」と声が挙がり、思わず涙。始球式ではマウンド上で四方に深々と頭を下げると、なぜか横浜と早実のセンバツ決勝を実況から応援まで“全力投球”。横浜が優勝する場面までをやりきった。
さらには「横浜」のプラカードを持った乙坂、柴田ら4選手の首に、次々と金メダルをかけ、それぞれに大会関係者風にひと声かける芸の細かさを披露。20年ぶりのリーグ優勝、日本一を目指すチームに、縁起物とも言えるようなプレゼントを贈っていた。最後にはマウンドに戻り「今夜はハマスタで試合見て、その夜は山下公園で夜桜見て、いい夢見ろよ! また会う日まで、あばよ!」と決めゼリフで締めていた。