19日の横浜DeNA対巨人5回戦で、巨人の坂本勇人内野手が投手を救うスーパープレーで魅せた。打球を放ったのは横浜DeNAの大和。守備の名手同士の“直接対決”にファンも大きな歓声をあげた。
3-0と横浜DeNAリードで迎えた5回、横浜は先頭の倉本がチームとして初回以来となるレフト前ヒットで出塁すると、1番の神里が送りバントを決めて1死ランナー二塁のチャンスを作る。続くバッターは、右打者に専念してから調子を上げている大和。大和が2球目をフルスイングすると、打球は詰まりながらもセンターに抜けようかという当たりとなった。
しかし、これを巨人のショート坂本がジャンプ一番、好捕。抜けていれば追加点確実というところを救うビッグプレーとなった。これにはAbemaTVの中継で解説を務める岡島秀樹氏も「ナイスキャッチです! すごいですね、今のは。ナイスプレーですよ。抜けたかなと思いました」と絶賛した。
大和は移籍1年目である今年の開幕直後こそ失策を見せたものの、ここ最近はさすが名手というべき好プレーを連発している。一方の坂本も2016、2017年と2年連続でゴールデングラブ賞を獲得している不動のショートストップ。同じ「名ショート」としての意地を、坂本が見せた格好となった。
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