麻雀・RTDリーグ 2018のWHITE DIVISION 27・28回戦が、4月26日に放送される。唯一の女流プロとして参戦している和久津晶(連盟)は、自身の前半戦を「はっきり言っちゃうと、出来がひどい」と振り返った。総合順位に関しても、佐々木寿人(連盟)と鈴木たろう(協会)が走ってくれたおかげで、かろうじて4位にいるだけと捉えている。
その要因として「打点が無いと押し返せないのが悪いクセ」を挙げ「打点がなくても前に出ることも必要」と修正するつもりだ。具体的には「贅沢は言えないので、2600点のテンパイでもアガリが見えたら少しは前に出る」と自ら退路を断ち、攻撃に重きを置いていく。そして「準決勝にさえいければ、その頃には戦えるところまで成長出来ていると思う」と、上位陣になにがなんでもしがみついていく覚悟を決めた。【福山純生(雀聖アワー)】
【WHITE DIVISION 25・26回戦終了時点での順位】
1位 佐々木寿人(連盟)+369.7
2位 鈴木たろう(協会)+177.0
3位 勝又健志(連盟)+37.4
4位 和久津晶(連盟)▲30.4
5位 鈴木達也(協会)▲57.6
6位 石橋伸洋(最高位戦)▲113.6
7位 平賀聡彦(最高位戦)▲119.0
8位 猿川真寿(連盟)▲263.5
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が、2016年に立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ15人に加え、芸能界から萩原聖人が参戦。「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。今期から新たに降級システムが導入され、各組予選8位は自動降級、各組予選7位は推薦者2人と入れ替え戦を行う。
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