麻雀の「RTDリーグ 2018」BLACK DIVISION 25・26回戦が5月3日に放送される。前戦前戦では東場で箱下(持ち点が無くなること)となり、その後もバランスを崩し▲88.0のラスを引いた村上淳(最高位戦)は「人生で一番負けた半荘」と言いつつも、「全部自分の実力なので、すべて受け入れて、今日からまた新たな気持ちで臨む」と柔らかい表情で語った。
 言うは易く行うは難し。ではなぜ村上は、受け入れることが出来たのか。それは「勝っていても負けていても、いつもプラマイゼロという気持ちでやる」を信条としているから。さらに今期は「リーチしてツモる」の精度を磨き上げるべく実践と検証を繰り返し、対局相手の研究を徹底的に行ってきた自負もある。「22年間、勉強してきた麻雀をブレることなく、集中して一生懸命やるだけ」とリーチ超人と愛される現最高位は、日常の先にある未来をシンプルに見据えている。【福山純生(雀聖アワー)】