麻雀の「RTDリーグ 2018」BLACK DIVISION 25・26回戦が5月3日に放送される。前戦前戦では東場で箱下(持ち点が無くなること)となり、その後もバランスを崩し▲88.0のラスを引いた村上淳(最高位戦)は「人生で一番負けた半荘」と言いつつも、「全部自分の実力なので、すべて受け入れて、今日からまた新たな気持ちで臨む」と柔らかい表情で語った。
言うは易く行うは難し。ではなぜ村上は、受け入れることが出来たのか。それは「勝っていても負けていても、いつもプラマイゼロという気持ちでやる」を信条としているから。さらに今期は「リーチしてツモる」の精度を磨き上げるべく実践と検証を繰り返し、対局相手の研究を徹底的に行ってきた自負もある。「22年間、勉強してきた麻雀をブレることなく、集中して一生懸命やるだけ」とリーチ超人と愛される現最高位は、日常の先にある未来をシンプルに見据えている。【福山純生(雀聖アワー)】
【BLACK DIVISION 23・24回戦終了時点での順位】
1位 小林剛(麻将連合)+244.9
2位 多井隆晴(RMU)+124.5
3位 白鳥翔(連盟)+54.4
4位 萩原聖人+29.1
5位 瀬戸熊直樹(連盟)▲53.0
6位 松本吉弘(協会)▲53.7
7位 村上淳(最高位戦)▲94.8
8位 内川幸太郎(連盟)▲251.4
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が、2016年に立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ15人に加え、芸能界から萩原聖人が参戦。「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。今期から新たに降級システムが導入され、各組予選8位は自動降級、各組予選7位は推薦者2人と入れ替え戦を行う。
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