今季も“ハマの二刀流”は継続だ。横浜DeNAラミレス監督が5月5日、先発のウィーランドについて「なるべく打たせていきたい。代打を送らずに打席に立たせる予定」と、打者としても積極的に活用していく姿勢を改めて示した。
ウィーランドは昨季、21試合に出場し48打数11安打で打率.229。広島戦では特に強く、3本のホームラン全てを広島戦で放った。12打点を挙げるなど、ラミレス監督の「8番投手」という打順の中でも、際立つ存在になっている。
5日の試合前、ベンチで報道陣に囲まれたラミレス監督は「バントのサインすら出さないで打たせることも考えているくらいなので。レギュラーの野手を入れてもバッティング技術はベストの部類。足の使い方、体重の移し方、手の出し方を見ても素晴らしい。セ・リーグなら.280くらい打てると思う」と、バッティングのいい投手という評価を超えて、攻撃のカードの1枚と考えているようだ。
“本業”のピッチングについては「昨日リリーフを多く使っているので6~7イニング投げてくれればありがたい」と、試合を作る仕事を求めていた。
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