<大相撲夏場所>◇二日目◇5月14日◇両国国技館
昭和以降で最高齢・再入幕記録39歳6ヶ月を更新した前頭十六枚目・安美錦(伊勢ヶ浜)が、前頭十五枚目の旭大星(友綱)との一番。「相撲場の魔術使い」と呼ばれる自身の“お株を奪われる”見事な裾払いで敗れ、白星は明日以降のお預けとなった。
立ち合いから差し手争いを繰り広げた両者だったが、最後は土俵中央、旭大星の足技を受けた安美錦が、天井を仰ぐようにひっくり返って背中から土俵に落下した。
この一番にAbemaTVで解説を務めていた元横綱・芝田山親方は、「優しい顔してクセ者です」と安美錦に言及した後、「ただこの取り組みでは、見事に自分の技を喰らってしまいましたね」と話した。
なおAbemaTVの視聴者からは「妖術使いに妖術を使う旭大星」「気持ちいい払いだ!」など、見事な足技を称賛する声が寄せられた。
AbemaTVでは、大相撲夏場所の模様を序ノ口から結びの一番まで、全取組を生中継している。
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