<大相撲夏場所>◇二日目◇5月14日◇両国国技館
 二人の合計体重が400kgを超える超重量級対決となった関脇・逸ノ城(湊)と前頭筆頭・魁聖(友綱)の一番は、逸ノ城が経験と腕っぷしの差を見せつけて魁聖を寄り切って2勝目を挙げた。
 両者右の下手を取り合って動きが一時落ち着きを見せるも、逸ノ城が素早く左の上手を取ると、万全の態勢から寄り切られた魁聖には、もはや押し返す体力・気力は残されていなかった。
 AbemaTVで解説を務めていた元横綱・芝田山親方は「逸ノ城が左の上手を取った時点で勝負はありましたね」と、魁聖の怪力を封じ込めた逸ノ城を称えた。