<大相撲夏場所>◇六日目◇5月18日◇両国国技館
前頭十三枚目・石浦(宮城野)が、前頭十一枚目・大奄美(追手風)に強烈な張り手を見せ、ファンをどよめかせた。
前日まで1勝4敗と苦戦していた石浦は、立ち合い直後に左腕を振りかぶり、思いっきり張り手。やや不発に終わったものの、大奄美がひるんだところを組みつき、今後は足攻め。切り返しを決めて、大きな相手を転がした。
これにはAbemaTVで解説を務めた元関脇・琴錦の朝日山親方も「(石浦は)ちょっとガッツポーズしましたね。大きな張りで相手がひるんだんです」と、小兵力士の工夫をたたえていた。また視聴者からはコメント欄に「すっごい張り手」「ビンタだ」など、豪快な張り手に驚きの声が飛び、館内のファンもざわついていた。