喫煙者を採用しない企業も登場、それでも日本は“たばこ規制”後進国? 2018/06/03 00:33 拡大する 「においが苦手で、正直言うと分煙になっていくのはうれしい」。 世界禁煙デーだった5月31日、たばこの自動販売機が撤去された厚労省で、「受動喫煙対策推進キャラクター」の岡田結実さんが喫煙の危険性を訴えた。 日本人では20歳より前に喫煙を始めると、男性は8年、女性は10年も寿命が短縮すると言われている。また、喫煙者が喉頭がんになる確率は非喫煙者の5.5倍、肺がんでは4.8倍。さらに脳卒中と心筋梗塞の原因にもなるといわれており、受動喫煙でも肺ガン・脳卒中が1.3倍、乳幼児突然死症候群4.7倍など、喫煙に対して否定的な理由の第一に健康リスクがに挙げられる。また、煙や匂い、歩きたばこの危険性、時間を浪費しているという推計データなど、ネガティブなイメージもつきまとう。 続きを読む