将棋好きで知られるお笑いコンビ・フルーツポンチの村上健志が、プロデビュー以来快進撃を続ける弱冠15歳の天才・藤井聡太七段について「プロでは勝てないと言っていたけど、言ってなかったことにしている人がいると思う」と、規格外の強さを独特の表現で説明した。
将棋は指すのも見るのも好きという村上だけに、彗星の如く現れた藤井七段については、しっかりチェックしている。「とんでもないですよね。解説を見ていても、すげえすげえって言ってるし」と、解説不能の強さの虜になっている。「すごいスーパー若い人が出てきた時に、つい過去のすごい人と比べちゃうのってあるじゃないですか。たとえば藤井さんだったら、中学生でプロになる、その早さは認めましょうと。ただプロの中で強いのは別よって言っていた人もたくさんいたと思うんです。そしたら本当にむちゃくちゃ強くて(笑)」と前言撤回せざるを得ない人がたくさんいると予想した。
例に挙げたのは、メジャーでも大活躍中のプロ野球選手・大谷翔平だ。国内でも投手と打者の二刀流について賛否両論あったが、出てきた結果は圧巻のひとこと。「大谷選手にだって、無理だからどっちにしろってみんな言っていたのに、めちゃめちゃ成功してるじゃないですか」と、周囲の常識のはるか上を行く天才たちの活躍ぶりを、自分のことのように楽しげに話した。
史上最年少で七段昇段し、次はいつタイトルを取るかと期待されている藤井七段。またもや常識を超えるペースで勝ち続ければ、村上が期待する以上の活躍がきっと見られる。
◆AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治竜王が着想した、独自のルールで行われる超早指し戦によるトーナメント。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生竜王が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選は藤井聡太七段が登場するA組からC組まで各4人が参加し、各組2人が決勝トーナメントへ。シードの羽生竜王、久保利明王将を加えた8人で、最速・最強の座を争う。
(C)AbemaTV