6月8日に行われた対日本ハムの1回戦は、横浜DeNAが5対2で勝利。久しぶりに投打が噛み合い、交流戦の連敗を5でストップした。
エースとしての風格すら漂わせるピッチングを見せたのはゴールデンルーキーの東克樹投手（22）。序盤は制球にやや苦しんだものの、徐々に立ち直って6回1失点の好投。毎回の9奪三振を奪って5勝目を挙げた。その東の代打として起用された中川大志内野手（28）が好機で自らの誕生日を祝う2点タイムリーを放ち、さらに宮崎敏郎内野手（29）も11号ホームランを含む2安打2打点の活躍。試合後、お立ち台に上がった東は「大好きな先輩（中川）の誕生日なので絶対に勝ちたかった」と冗談を交えつつも、強い気持ちで試合に臨んでいたことを明かした。中川、東、宮崎のヒーローインタビューの全文は以下の通り。
（中川）
―28歳のバースデーで見事にタイムリーの中川選手です。おめでとうございます！
ありがとうございます！
―ハマスタで見るこの景色はいかがですか？
はじめてなので、本当に最高の気分です！
―バースデーで、パ・リーグのピッチャーが得意ということで。準備はしてましたか？
いい場面で打席に入るチャンスをいただいて、なんとか結果を出したかったんで、本当によかったです。
―楽天を自由契約になって苦労したこともすべて払拭というか、忘れるような一日じゃないですか？
チームの勝利に貢献できるように、と毎日頑張ってきたので、今日は本当によかったです。
（東）
―そして連敗を止めました、東克樹投手です。おめでとうございます！
ありがとうございます。
―今日もまた先に点を取られたんですが、そこから4回、5回、6回。素晴らしいピッチングでしたね。
今日は大好きな先輩の誕生日だったので、絶対に勝ちたいと思って挑みました（笑）。
―監督も言っていましたが、試合の中での修正能力がすごいですね。
本当に、チームの勝利に貢献するために一生懸命やっています。毎回毎回なにかを変えていかないといつかは打たれてしまうんで、毎回頑張ってます。
―特に6回は中田選手をストレート勝負で打ち取りましたね。
自信のある真っ直ぐで勝負できたことがよかったんじゃないかと思います。
（宮崎）
―そして素晴らしいタイミングでの逆転ホームラン、宮崎選手です。おめでとうございます！
ありがとうございます。
―カーブだったと思うんですが、ああいったボールを待ってたんでしょうか？
いや、来た球を打とうと思って打席に入ってました。
――宮崎選手らしい、内側のボールに反応したホームランでしたね。
そうですね。入ってくれてよかったです。
―東投手は後ろで守っていてどうですか？
本当にルーキーじゃないような、度胸のあるピッチングをしてくれるので、僕らもすごく勇気づけられますし、「なんとか打ってあげないと」という気持ちになりますね。
―チームリーダーの1人として、この1勝は大きいんじゃないですか？
連敗していたので、今日の勝ちを明日、明後日と伸ばしていければといいと思います。
（中川）
―それでは中川選手に、明日以降に向かってファンに一言お願いします！
今日は「ハッピーバースデー」のソングありがとうございました！ 明日からもチームの勝利に貢献できるように一生懸命頑張ります。応援よろしくお願いします！
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