横浜DeNAの浜口遥大投手(23)が、今季初勝利を目指して今季5試合目の先発に挑んだが、2点リードの6回にソロ2発、2回に浴びた一発と合わせソロ3発を被弾し、悔しい降板となった。
 6月9日に行われた横浜DeNA対日本ハムの2回戦に先発した2年目の浜口は本拠地の「ハマスタ無敗」、さらに「交流戦無敗」と2つの相性のよさを持ってマウンドに上がったが、2回に日本ハム横尾に先制ソロを許すと、2点のリードをもらった直後の6回に今度、中田に2者連続のソロアーチを浴びた。直前の5回にはピンチの場面で、得意のチェンジアップを連投し、大田から三振を奪ったシーンではガッツポーズを見せていたが、勝利投手の権利を得た直後に食らった痛恨の2発に、昨年2ケタ勝利を挙げた左腕は、降板後にベンチで唇をかみ締めていた。