![横浜DeNA宮崎の「オレに任せろ」13号先制2ラン 主砲・筒香、ロペスの穴を埋める獅子奮迅の活躍](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/2/7/724w/img_27c71e41a6f45201104ac36f1175cbd9571555.jpg)
ロペスが、そして主砲・筒香がいなくても横浜DeNAにはこの男がいる。頼りになる「4番・宮崎」が、チームを奮い立たせる一発を放った。
6月18日に行われている横浜DeNA対西武の3回戦で“ハマのプーさん”が魅せた。背中の張りでスタメンを外れている主砲・筒香の代役として4番に入った宮崎敏郎内野手(29)が、4回に13号2ランホームラン。主力の相次ぐ離脱で若手主体となった打線の中で、チームの中心としての責任を見事に果たしてみせた。
4回1死、浅村のエラーで出塁した乙坂を二塁に置いて打席に立った宮崎は、好投を続けていた西武の先発・多和田の甘く入った変化球をフルスイング。センター方向に高く舞い上がった打球は、バックスクリーン横に飛び込む13号2ランホームランとなった。
この試合の前まで打率.325、32打点、12本塁打と、首位打者に輝いた昨季に勝るとも劣らない成績を残していた宮崎。ホームラン後の談話では、気合いの入った表情で以下のように語った。
「打ったのはスライダーです。『入ってくれー』と思って走っていました。飯塚が頑張っていたので、先に点を取れてよかったです」
今季まだ勝ち星のない飯塚に初勝利を届けるために、そしてチームが目標としている勝率5割のために、負けられない交流戦の残り2試合。ラミレス監督に4番を託された宮崎がチームを引っ張っていく。
なお試合は6回表西武の攻撃を終えて2対1で横浜DeNAがリード。先発の飯塚は5回を投げ93球、被安打5、自責点1。勝ち投手、そして今季初勝利の権利を得て2番手の三嶋にマウンドを託している。
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