2012年から2015年までの4年間、横浜DeNAで主に中継ぎとして活躍。2017年に現役を引退した林昌範氏が都内で取材に応じ、シーズン後半戦、横浜DeNAに懸念される「ブルペン崩壊の危機」を指摘した。

 19日に今シーズンの交流戦を終えたチームは現在、首位・広島と4ゲーム差のリーグ2位。22日から再開されるリーグ戦に向け、つかの間の休息に入っている。今後のリーグ戦、また7月に行われるオールスター以降のシーズン後半戦におけるキーマンに砂田毅樹投手(22)と三上朋也投手(29)、二人の名前を挙げた林氏は次のように述べた。

 「投打の主力が万全でない今、チームを支えているのは中継ぎの頑張りです。先発陣には『しっかりしろ!』と言いたいですね」

 それもそのはず、役割分担が明確になっている昨今の事情を踏まえても、ここまでのチーム完投数はわずか2試合。ルーキー・東克樹投手(22)と今永昇太投手(24)の二人だけだ。自身、貴重な左のセットアッパーとして活躍した経験から、先発陣の不甲斐なさにも触れた林氏は、中継ぎ陣の「登板回数に表れない疲労」について言及、次のように続けた。

 「中継ぎ投手は、先発投手と異なり登板機会に関係なく、毎試合のように肩をつくる必要があります。これまでの戦いを見る限り、砂田と三上の疲労度合いが気になります。仮に彼らが崩れるようなことになれば、横浜DeNAの投手プランが崩れる。つまりそれは、ブルペン崩壊の危機を意味しています」

 ここまで両投手の登板回数を見ると、砂田が31試合、三上が28試合(ちなみにエスコバー30試合、三嶋25試合、パットン21試合)。自身の経験から林氏は、疲労のピークは40試合が一つの目安になると話す。

 「今のペースでいけば、疲れが出やすい夏場に登板回数が40試合を迎えるでしょう。そして、この40試合というのが難しい数字なんです。50試合から60試合にかけてはある種の達成感を得られるので気持ちで乗り切ることができます。一方、40試合からの数試合が、シーズンを通して心身的に最も苦しい期間になるんです」

 とはいえ、先発陣もそのことは十分に理解しているだろう。チームとファン、20年ぶりの悲願達成に向け、先発陣の復調に期待したい。

(C)AbemaTV


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