20年前にセ・リーグ優勝、さらに日本一に輝いた横浜ベイスターズ「マシンガン打線」の1人、中根仁氏(51)が当時のメンバーたちについて「守備もめちゃめちゃうまかった」と、攻撃だけでなく守備でもレベルが高かったことを熱く語った。
![1998年“マシンガン打線”横浜V戦士・中根仁氏「守備もめちゃめちゃうまかった」](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/b/a/724w/img_ba5566a5e1543a17ae865ea26cf4e4db703835.jpg)
中根氏は6月27日に行われた横浜DeNA対阪神9回戦を中継していたAbemaTVに解説として出演。26日から選手たちが1998年の復刻ユニフォームを着てプレーしていたこともあり、試合中に当時のオーダーが紹介されると「若いんですけど、個々の野球に対する考え方とか技術が、本当に大人の集団でした」と、その完成度や意識の高さを語った。
1998年の優勝といえば「マシンガン打線」が売りで、リーグNo.1のチーム打率.277、642得点が目を引くが、外野手だった中根氏は「めちゃめちゃ守備がうまいです。外野手みんなで『うち内野すげー』って言っていました」と振り返った。ファーストを守っていたのが長身の駒田。「どんなボールが来ても、ワンバウンドだろうが高かろうが捕っていた。3メートルくらい上のでも捕りましたからね。ショートバウンドなんて、何事もなかったようにパッと捕って。それがまたかっこいいんですよ」と、長身ながら高低関係なく好捕するグラブさばきに注目したという。またサードは進藤が守っており「これでお金が取れるなと思ってみていましたよ」と振り返った。
1998年の優勝時はキャッチャー谷繁、ファースト駒田、セカンド・ローズ、サード進藤、ショート石井と、内野陣はすべて横浜の選手がゴールデン・グラブ賞を獲得している。
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