![横浜DeNAラミレス監督「ロペスは間もなく戻る」 先発の今永には「去年と同じでは、また打たれてしまう」と注文も](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/5/1/724w/img_51a2b6d1c542b4a6ef4aa8ede6162422563280.jpg)
横浜DeNAのアレックス・ラミレス監督(43)が、28日に行われる対阪神10回戦を前に報道陣の取材に応じた。1軍復帰が待たれるホセ・ロペス内野手(34)については「間もなく戻ってくる」と言及。一方、今季1勝と苦しんでいる今日先発の今永昇太投手(24)に対しては、「昨年と同じでは、また打たれてしまう」と話し、さらに「考えながら投げることが大事」と注文をつけた。試合前のコメントは以下の通り。
― 借金は5。去年は6月27日の「借金3」から返済して、貯金まで持って行ったが。
去年の今頃と比べると良いこともある。本塁打は多く、盗塁も多い。防御率も去年よりは良い。シーズン序盤には先発が揃わなくて苦労した。今もやりくりが続いていることを考えれば「借金5」は悪くない。選手はよくやってくれていると思う。ロペスが戻ってくれば、3割打者が4人(その他は宮崎、筒香、ソト)になる。神里も打率.280(実際の打率は.281)くらい打っている。ロペスが帰ってくれば、チームの状態はさらに上向きになると思う。今は先発ローテーションを確立させることが1番大事。オールスター前に確立できればいいと思う。
― ロペスの状態は。
昨日、2軍の試合で5打席立って問題ないと聞いている。今日は守備にも入る。問題なければ近いうちに戻ってくるのではないかと思う。
― 首位広島とのゲーム差は広がっているが。
広島は勝ち進んでいるが、まず自分のチームが「どう勝つか」を考えることが重要。
― 今永は良くなっているのか?
他のチームを見ても分析し、より進化しようとしている。今永は去年素晴らしいシーズンを送ったが、それだけに分析もされている。さらにそれを上回らなければならない。去年と同じことをしているだけでは、また打たれてしまう。そこが今、彼が苦しんでいる要因だと思う。この前彼には言ったが、ただ投げるだけでなく、考えて投げなくてはいけない。どうすべきか学び、考えて投げてほしいと思う。
― 今日の起用選手について。
センターは桑原、ライトに神里、セカンドは柴田。柴田は守備が良いし、左投手(阪神の先発は左の岩田稔投手)に対する打撃の状態もいいので、柴田を起用しようと思います。
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