6月29日に行われた横浜DeNA対広島8回戦において、広島の緒方孝市監督(49)が1回、内野ゴロで一塁ベース上の微妙な判定に対して、リクエストを要求した。
![広島緒方監督が初回から積極的なリクエスト行使 視聴者からは「使い切らないから使っとけ」](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/e/3/724w/img_e3865b158fa90ce1bf9068de5032c9ff373117.jpg)
1回、ランナーを二塁に置いてバッターは広島・菊池。菊池の当てただけの打球を処理した倉本の送球が微妙にそれ、一塁の微妙なアウト判定に緒方監督がリクエスト。塁審とは別角度からの映像では明らかなアウトだったため、それほど時間もかからず映像を確認した主審芦原がアウトを宣告した。
初回から回数の限られているリクエストを行使した緒方監督について、この試合を生中継していたAbema TVのコメント欄が沸いた。「余裕でアウトやろ」「(リクエストは)使い切ることないから使っとけ」などと反応していた。
NPBで今季から採用されたリクエストは1試合において「2回」認められている。要求によって判定がくつがえった(監督から見ればリクエスト成功の)場合は、回数は減らない。延長回は回数がリセットされて「1回」認められる。
リクエストの権利が行使された際は、審判が5分以内に検証することが決められているが、試合の流れが一時止まることから、その後の試合展開に影響が出たと思われるシーンが度々起きている。
(C)AbemaTV