6月29日に行われた横浜DeNA対広島の8回戦は、3点ビハインドの8回に神里和毅外野手(24)の同点3ラン、9回には佐野恵太内野手(23)の人生初となるサヨナラ打(ツーベース)で5対4。横浜DeNAが劇的勝利を飾った。
実はこの二人、寮から球場までの道のりを佐野の車で共にすることがある。そしてその車中では、調子が良い時も、良くないときもチームの「出囃子」を聞きながら互いに励まし、高め合っているという。
そんな仲の良い二人の「揃い踏み」となったお立ち台について、一夜明けた30日の対広島9回戦の試合前、昨日の帰りの車中の様子について神里に聞いたところ「実は、昨日は体のケアがあり、一緒には帰っていないんです」とのこと。
さらに昨日のお立ち台で1学年下の佐野が「顔が似ている」と話し、スタジアムの笑いを誘っていたが、そのことについては「自分は似ていないと常々思っています。どこが似ているのか……教えて欲しい」と笑顔できっぱり否定した。
ともあれ、チームの主力・ロペスの復帰を劇的勝利で飾った横浜DeNA。今日のマウンドは6勝目を目指すチームの勝ち頭・ルーキー東だけに、「出囃子コンビ」が作った良い流れ、チームの勢いを、さらに加速させたいところだ。
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