7月9日の横浜DeNA対中日の12回戦は、7回の集中打で勝ち越した横浜DeNAが5対4で勝利。接戦を制しての4連勝でセ・リーグ単独2位に浮上した。ヒーローは代打起用に応えて4号同点2ランを放った佐野恵太内野手(23)と、9号ホームランと決勝タイムリーを含む3安打2打点の活躍を見せたソト内野手(29)。お立ち台で、佐野は「次の宮崎さんに繋げばなにかが起こると思っていました」と無欲の一発だったことを明かし、会心の場外弾について問われたソトは「車に当たっていたら謝りたい」と冗談めかして語った。ヒーローインタビューの全文は以下の通り。
【佐野】
―おめでとうございます!
ありがとうございます!
―先日の広島戦はサヨナラ打、今日は同点打でのお立ち台です。どんな気分ですか?
最高にうれしいです。
―あの場面は2アウトになったあと、桑原選手が繋いで。その前から準備はしていたようですが、どんな気持ちでのバッターボックスでしたか?
次の宮崎さんに繋げば、なにか起こるんじゃないかと思って打席に入りました。
―それにしても初球から打って、しかも左中間に打ち込みましたね。
はい、初球から思い切っていこうとは思ってました。
―今はもう代打の切り札になりましたね。
ありがとうございます(笑)。
―オールスターまであと2試合です。
前半の残り2試合も勝って、連勝で終われるように頑張りたいと思います。
【ソト】
―そして、佐野選手のホームランを勝利に繋げたソト選手です。まずは4回の場外ホームランについて教えてください。
実際にホームラン打ったときの感覚も最高でしたし、こうしてファンの前で打てたことが一番うれしいです。
―あの場外ホームランは交差点まで飛んだんじゃないですか?
車に当たっていたらその人に謝りたいと思います(笑)。試合を決めることができたのがなによりもうれしいです。
―試合を決めた7回の決勝打ですが、初球から思い切っていきましたね。
あの場面では「初球から積極的にいこう」と意識していたので、それが功を奏して本当によかったです。
―今日はバリオス選手も投げて、打った後にも話をしていましたが、どんなことを話していたんでしょうか?
もちろんゲームについて話していました。実際にどんな流れで、ピッチャーがどんなふうに投げているかを情報交換していましたね。
―オールスター前、残り2試合になりました。2つ勝てば5割です。
なによりもゲームを勝って、高い確率で後半戦を迎えることが必要です。そのためにはファンの皆さんのサポートが必要ですので、全力で応援お願いします。
―最後にファンの皆さんにもう一言、お願いします。
ファンの方々にサポートしてもらって、必ずこのチームに優勝をもたらしたいと思いますので、最後まで見ていてください!
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