7月17日に行われた横浜DeNA対ヤクルト13回戦で、ヤクルトのバレンティン外野手(34)がデンジャラスなバット投げの直後にホームランを放つという離れ業を披露した。豪快な一発でセ・リーグの20号一番乗りを果たし、初回以降得点のなかったチームに貴重な追加点をもたらした。
 ヤクルトが3点をリードして迎えた8回。横浜DeNAの3番手・加賀がインコースに投じた3球目に対して、体を仰け反らせながらバレンティンがスイング。すると、グリップからすっぽ抜けたバットが三塁ベンチ方向へすさまじい速度で飛んでいき、カメラマン席の上部ネットを直撃。実況も思わず「危ない!」と言ってしまうような“脅威の飛距離”でハマスタをざわつかせると、次の1球でもそのとてつもないパワーを見せつけた。