7月20日に行われた横浜DeNA対阪神の12回戦は、10対3で横浜DeNAが快勝。絶好調の桑原将志外野手（24）が史上67人目のサイクルヒットを達成し、チームの連勝に華を添えた。お立ち台に上がった桑原は、興奮のあまり何度も言葉を噛みながらも、「僕自信が一番ビックリしています。野球人生の中で一番嬉しいかもしれない」と自身の成し遂げた快挙にまだ実感が沸いていない様子だった。ヒーローインタビューの全文は以下の通り。
――今日のヒーローはこの人しかいません！ 見事にサイクルヒットを達成した桑原将志選手です。おめでとうございます！
ありがとうございました！
――今までのお立ち台の中でも一番の声援じゃないですか？
そうですね。僕自身が一番ビックリしています。
――あらためて、プロ野球史上67人目となる、記録に残る、歴史に残る結果になりました。今の気持ちを教えてください。
僕自身がそんな記録を達成できると思ってなかったので、素直に嬉しいです。
――第1打席から振り返っていただきたいのですが、先頭打者ホームラン。チームに勢いを与える一打になりました。
毎試合、1番を打つときはそれを心がけているので良かったと思います。
――2打席目はタイムリーがあって、盗塁からの得点というのも決めました。走・攻で見せましたね。
それが僕の役割だと思っているので、それが果たせて良かったです。
――そして3打席目、二塁を蹴った瞬間にどう思いましたか？
「あと二塁打でサイクル安打だ」と思いました（笑）。
――ベンチに戻ってからチームメイトからも結構言われたんでしょうか？
はい、言われてました。
――特に一番は誰から？
みんなから言われていたので、みんなの期待に応えることができて本当に嬉しいです。
――ただ4打席目はじっくりとフォアボールを選んで、そして5打席目は初球からでした！
特に意識し、意識はしてなかったんですけど……。すみません、ちょっと興奮してます（笑）。
――「意識していない」というのに対して、みなさんから「そんなことないだろ」という声も聞こえてきますが。
いやもう、僕らしくバットを振っていこうと思いま、思って、ました。はい（笑）。
――飛んだ瞬間から二塁しか見てなかったんですか？
行けると思って二塁に行きました！
――そして記録を達成し、これだけの大歓声を受けることになりました。あらためて、感想をお願いします。
野球人生の中で、一番、嬉しかったかもしれないです。
――桑原さん自身も11試合連続ヒット、当然今日のサイクルヒットもありますが、5打席すべて出塁されているんですよね。これも大きいことだと思います。
それが僕がチームのためにできることだと思うので、これからもたくさん塁に出て、チームに貢献していきたいと思います。
――今日はキッズスタジアムということで小さなお子様のファンたちも集まっていますけど。明日からの夏休みの前に、プロ野球選手という形でいい夢を子供たちにも与えたと思いますが、子供たちに向けても一言お願いします。
これからも模範となれるような選手になっていくので、キッズのみなさん、応援よろしくお願いします。
――若干おとなしめな感じになっていますけども、心の底からの気持ちをこの横浜スタジアムに大きく反響させてください！
サンキューでーす！
――見事、史上67人目のサイクルヒットを達成した桑原選手でした！ そしてこの後は、ヒーローインタビューでキッズからの質問にも桑原選手に答えていただこうと思います。
（少年からの質問）
――桑原選手、明日のお誕生日、おめでとうございます（大歓声）。いつも元気な桑原選手がいつも元気でいるためには、何をしているんですか？
元気でいるために……。「僕は元気だ」と認識することがまず大事だと思います。
（少女からの質問）
――桑原選手に質問です。私は野球をやっているのですが、どういう気持ちで打席に入れば打てますか？
自信を持って、練習のときから試合のために一生懸命練習して、打席の中ではとにかく強気で。「私が打ってやる」って思って打席に立ってください！
(C)AbemaTV
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