7月21日に行われた横浜DeNA対阪神13回戦で、阪神・糸井嘉男外野手の痛烈な打球が、一塁ランナーコーチの中村豊外野守備走塁コーチを襲うハプニングがあった。
 糸井といえば、6月30日のヤクルト戦で右腓骨を骨折したものの、2週間後のオールスターゲームに代打で出場。さらにこの日から1軍復帰して即4番に座り、ホームランまで放つなど、その超人ぶりがファンを驚かせていた。
 そんな糸井に驚くどころか肝を冷やしたのが中村コーチだ。7回無死から糸井が打席に入ると、初球に来た内角の変化球を強振。しっかりとコンタクトした打球は、中村コーチ目がけてまっしぐらに飛んでいった。中村コーチの素早い動きで直撃を免れたが、このハプニングにスタジアムのファンもざわついていた。