![横浜DeNA桑原、負傷離脱の大和の思いと共に大活躍 「(復帰まで)バッティンググローブ預かっておきます!」](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/b/f/724w/img_bfe22b43a5e233b7e904c12e01f48601753455.jpg)
20日に行われた対阪神12回戦で、史上67人目のサイクルヒットを達成した桑原将志外野手(24)が17日、試合前にインタビューに応じて絶好調の理由、不調が続いた苦悩の日々、さらに7月5日に背中の張りを訴えて登録を抹消された大和との知られざるエピソードを語った。
今でこそ「絶好調」の桑原は今シーズン、ラミレス監督に「年間200安打のリードオフマン」を期待されて開幕戦で起用されるも、その期待に応えきれずにわずか3戦目でルーキー・神里に1番を明け渡すなど、悔しい序盤戦を過ごした経緯がある。
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そのことについて「個人的には試合に出られない日々が続いたので悔しかったし、チームが負けてしまうと心がブルーになることもあった」と当時の心境を振り返ると、一方ではその経験が今の活躍を支えていると続けた。
「試合に出られなかったことで色々と学べることもあった。チーム自体も最近になり“横浜らしい”戦い方ができている。(7月に絶好調なことについて)7月だけ調子がいいと思われるのも嫌ですが……1打席1打席を大切にしていこうと臨めていることが結果に繋がっている。パンチ力のあるバッティング。自分のストロングポイントを活かして後半戦も戦っていきたい」
また5日に戦列を離れた大和について、1軍を離れる際に大和のバッティングローブを自ら申し出て預かっていることを明かし「普段よくご飯に連れて行ってもらってるんで。それに選手としては、ケガで(二軍に)落ちるというのが一番悔しい事。だから特に理由は無いんですが、大和さんの思いもじゃないですけど、何となくバッティングローブを。(申し出たとき)大和さんは普通な感じでしたけどね(笑)」といったエピソードも明かした。
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ただそのグローブ、一つ残念なことに「少し窮屈、サイズが小さいんです。左手はギリギリですが、右手はちょっと……」と笑顔で明かした桑原は最後に「一緒にまたプレーするときに色々と話をしたいですね」と締めくくった。
完全復調を遂げた桑原が中心となりチームを牽引するも、23日終了時点でリーグ5位と苦しい戦いが続く今、1日も早いショート・大和の戦列復帰が待たれる。
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