8月3日から米ミズーリ―州で開催される「カル・リプケン12歳以下(U12)世界少年野球大会」の日本代表監督に就任した野球解説者の元木大介氏(46)が、日本にやって来る外国人選手の年俸について言及。「出来高制にすべき」と持論を展開した。

 昨今の外国人選手のレベルについて「(相対的に)下がっている」と指摘した元木氏は、「初めから数億円を支払う必要は無い。米大リーグの球団増によって、3Aには多くの素晴らしい才能を持った選手が埋もれている。そういった選手を見つけてきて、出来高で契約した方がやる気も出て活躍してくれるはず」と続けた。

 実際、高年俸で加入した選手が好成績を残すという確約はどこにもない。そればかりか、今シーズンから“比較的低予算”で新たに加入したセ・リーグの新外国人選手に目を向けてみると、横浜DeNAのネフタリ・ソト選手(29)や中日のオネルキ・ガルシア投手(28)の活躍が目立っている。

 推定年俸3500万円の1年契約で加入したソトは、今季途中、主軸・ロペスの故障欠場を補って余りある活躍を見せ、レギュラーに定着。ここまで53試合に出場して打率.308、16本塁打、41打点の好成績を残している。一方、ソトと同様に1年契約で加入したガルシア(推定年俸5000万円プラス出来高)は今季17試合に登板。2つの完封を含む10勝(5敗)を挙げ、防御率2.47は堂々のリーグ単独トップである(記録は7月30日現在)。

 そんな元木氏が、かつてチームメイトで感銘を受けた助っ人外国人として名前を挙げたのは、1995年から2年間巨人に在籍したシェーン・マック氏。

 その理由について元木氏は「当時はバリバリのメジャーリーガーとして来日したにもかかわらず、試合終了後、ずっと鏡の前で素振りを繰り返す。あんな外国人選手は初めて見ました。その他にも落合さんにバッティング技術を教わったり、実績に関係なく、少しでも日本の野球の良いところを吸収してやろうという姿勢には感銘を受けました」と語り、一流選手ならではの振る舞いも確かに存在すると最後に付け加えた。

(C)AbemaTV


7/31 17:35~放送 【プロ野球】横浜DeNAベイスターズvs読売ジャイアンツ

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