7月31日に行われている横浜DeNA対巨人の15回戦。横浜DeNAは序盤から5点のビハインドを背負い、打線もチャンスであと1本が出ない厳しい展開だったが、6回に桑原将志外野手(25)がセンターフライでダブルプレーを奪う美技を披露。大量リードを奪われても決して諦めない桑原のガッツあふれる好プレーに、ベンチのラミレス監督も思わず称賛の拍手を送った。
 ハマの夏男が守備で魅せた。6回1死、ヒットで出塁した巨人の先発投手・内海を一塁に置いて、迎えたバッターは今日2安打の重信。2回までに5失点を喫するも、3回以降は粘りのピッチングで無失点に抑えていた井納が投じた外角のストレートを弾き返した重信の打球は、センター前方のヒットゾーンへ。この飛球に桑原が猛烈なプッシュをかけてランニングキャッチ! この時点で充分にファインプレーだったが、さらに桑原はランナーの内海が飛び出しているところを見逃さず、素早く一塁へジャンピングスロー。センターフライからのダブルプレーを成立させた。